日本では現時点ではあまりメジャーではなく、耳にすることすら少ない競技である『ペイントボール』。でも、目立たないだけでしっかりプレイヤーはおり、各種イベントも実はたくさん行われているのです。本記事では、日本でどのようにペイントボールが広まっていき、現在どのようなイベントが行われているのかを説明したいと思います。
日本におけるペイントボールの歴史と進化
まず、当ブログの別の記事でも説明しましたが、ペイントボールはもともとはアメリカが発祥のゲーム(スポーツ競技)です。そこで、自然な流れとして、日本においては最初はアメリカ軍基地でプレーされていました。そこから徐々に基地に出入りしていた日本人などがゲームに混ざるようになったり、在米アメリカ人のスポンサーによりペイントボールのイベントが沖縄や東京の「多摩ヒルズ」内フィールドで開催されたりして、日本人の間にも広まっていきました。
当初はアメリカ人と日本人が混ざったチームが主流でした。有名なのはファー・イースト・ドラゴンズで、アメリカでのトーナメント( 1995年10月のNPPLワールドカップ(米国・フロリダオーランド))への出場経歴もあります。今では日本独自の団体も各種あり、イベントも行われています。
ペイントボールの団体
現在では、日本にも様々なペイントボール関連団体や企業が存在します。
主な団体・企業は以下の通りです。
- NPO法人日本ペイントボール協会(JPA)
- NPO法人東アジアペイントボール協会
- 日本ペイントボール競技連盟 (PDI)
- 株式会社バンノ
- ペイントボール・フィールド・スプラッシュ
- ペイントボール・フィールド・ニセコ
- WAR-ZONE
- エスペリオ京都ペイントボールクラブ
ペイントボールの国内イベント
基本的に、ペイントボールの主流はアメリカであり、海外の方が盛り上がりを見せている競技ではあります。ですが、日本でもNPO法人日本ペイントボール協会(JPA)が毎年オープン試合、大会を開催している他、静岡県をホームとするNPO法人東アジアペイントボール協会では、行政と協力してまちづくりの一環としてペイントボールイベントを開催しています。
サークル、企業のイベントでも人気
ペイントボールはルールが単純で童心に返って遊べ、絵の具で汚れていく見た目も楽しいため、各種親睦会にも多く取り入れられるようになってきています。