PICK UP!エアガンメンテナンス講座【ハンドガン編・後編】

2017年12月28日

企画

エアガンのメンテナンスってどうやるの? ハンドガン編

サイドアームとして使ったり、インドアフィールドでは大活躍のハンドガン!

新しいエアガンを撃ったら、『よく当たる!』『動きがいい!』など思う事があると思います。あなたの相棒も最初はそうだったはず。

しかし!頻繁に使っていると気が付かない細かい汚れがあなたの相棒を浸食しているのです!この汚れを放置しておくと動作不良・故障に繋がってしまいます。

そこで、相棒と長く付き合って行くためこまめにメンテナンスを行いましょう!

今回は前編http://toygun.jp/2017/12/21/11425に続く後編となります。

それでは行ってみましょう!!

 

【エアガンのメンテナンスってどうやるの? ハンドガン編・後編】

前回、清掃したものを綺麗に仕上げ、作動性をあげていきたいと思います。

組み上げる時にもオイルアップで作動性を上げ、プラスワンポイントで見た目をよりカッコよくする事が可能ですが。

 

はじめる前に抑えておきたいのが、オイルの特性です。

オイル(潤滑剤)は、滑りをよくしたり金属の摩耗を減らします。潤滑剤によっては、プラスティックやゴムを傷めるものもありますので、良く潤滑剤の注意を読んでから使用するようにして下さい。

今回使う、シリコン系の潤滑剤を使います。

シリコンスプレーは一定の期間で蒸発してしまいますので、定期的に注油してあげましょう。

グリスタイプは、長い時間その場に留まってくれます。ただ、汚れを取りこんで汚れてきます。今回の様なメンテナンスのときにふき取って、再度塗ってあげましょう。

どちらも、つけ過ぎず、表面に軽くて乗るぐらいに気を付けましょう。

 

*今回の記事には、一部加工・塗装が含まれます。加工の際の怪我に十分気をつけてください。加工・塗装は個人のスキルにあった範囲で行ってください。

1・スライドのオイルアップ

スライドにオイルを吹いていきます。

赤く示したところに、シリコンオイルをシュッと一回吹きます。

 

白い部分(物によっては黒物や、ゴムのパッキンの場合があります)が見えるところまで前進させてシリコンオイルを吹き付けます。この時にノズルが自然に戻ることを確認してください。戻らないときや、ジャリジャリ感があるときは、シリコンオイルを吹き付けて自然に戻るようにしてください。

 

スライドのフレームと噛み合うレールの部分にシリコングリスを綿棒などで塗っておきます。

 

ノズルの左右の金属部分の溝にシリコングリスを置くように、塗ります。

 

2・サイトのドットのリタッチ

ワンポイントプラスで今回は、汚れで黄ばんでいたフロント・リアサイトのドットを入れなおそうと思います。

使うのは、プラモデルなどを塗装する時に使うMrカラーやタミヤカラーなどの塗料などを使います。

リアサイトは、今回のモデルSIG P226 E2ではくぼんでいたので、爪楊枝で入れていきます。この時塗るようにするのではなく、入れ過ぎなぐらいの表面張力でプックリするぐらいの方が乾いた時にツヤが出て見やすくなります。

 

左が新規に入れたドット。右は掃除をしただけのドット。

 

フロントサイトは、窪みがなかったので取り外してドリルで彫りなおしました。フロントサイトの中心を図り今回は、4mmのドリルで綺麗な円になって、周りに少し立ち上がりが出来るところまで彫り治しました。

リアサイトより一回り大きいドリルで掘った方が、構えた時に同じぐらいの大きさになり見やすくなります。

 

 

リアサイト同様に塗料を入れます。

完全に乾いたら、スライドに組み込んでスライドは完了です。

 

フレームは、入り組んだところが多いですが、基本的にシリコンスプレーを吹いていきます。

シリコンスプレーを吹く箇所は

・ハンマーの付け根左右

・ハンマーの奥の部分

・トリガー周辺の可動部分

・マガジンキャッチやスライドストップなどのフレームとの接している部分

などです。トリガーを引いたり、マガジンキャッチなど作動させて動く部分の他の部分と擦れる部分にシリコンスプレーを吹いてあげましょう。

スムーズに動くようになったらフレームは完了です。

 

 

4・バレル・リコイルガイドのオイルアップ

バレルガイドとチャンバーカバーの間も擦り合う所なので、ここにもシリコンスプレーを吹いておきます。

 

リコイルスプリングガイドのスプリングの入る所にシリコンスプレーを吹き付け、軽く拭き取っておきます。リコイルスプリングガイドのスプリングの入る所にシリコンスプレーを吹き付け、軽く拭き取っておきます。

 

5・マガジン

マガジンのガスが出るところのゴムの窓の中に軽く吹いておきます。

 

6・組み立て

ここまでオイルアップしたものを説明書を参考に、組み立てていきます。

組み上げたままだとオイルがガスの通り道や、インナーバレル内に多く残っている状態です。このままゲームで使うとホップの掛が悪かったりしますので、余計なオイルを飛ばします。

やり方は、マガジンにBB弾を入れてBB弾を20〜30発撃ってください。BB弾と一緒に余計なオイルが出てきます。撃ったBB弾にオイルがつかなくなったら。ホップの調整をしておけば、次回のゲームでは活躍してくれるでしょう!

 

7・プラスワンポイント!

上記の段階で、十分作動性は問題ないと思います。

最後に、作動性があがったので普段飾って置くにもカッコイイようにしましょう!

先ずはタッチアップをしていきましょう。

上の写真やメンテナンスをしている時、色々な所に塗装が剥げていたり、色が変わっているところがあると思います。上の写真だと、スライドストップやデコッキングレバー、フロントサイトリアサイトとかが、目立ちます。

ここで役立つのは、黒染液です。ガンショップで買うことができます。金属を黒く染めることができます。

上の物には種類が色々あります。色や染める素材によって変わってきますので買う時に気をつけてください。

染めるときは、手袋などをして直接、肌に触れないようにしてください。

染め方は、染める部分の油分を取り除いて、綿棒などに少量つけて染めていきます。一回では染まらないときは、何度かに分けて染めていきます。好みの色になったら、コーティングとしてシリコンスプレーを吹き掛けます。

 

最後に全体のツヤ出しです。

銃の色々な所に、油が染み出てきていると思います。

ここでは、シリコンスプレーを全体に軽く吹きかけるようにします。あくまでもツヤ出しなので、メンテナンスに使用していた動きを良くするための用途は違いますので、軽く!吹き付け、全体に馴染ませるように拭きとっていきます。そうすると、全体にツヤが出てきます。これをすることで、見た目がワンランクアップします。

今回は、ガスエアガンの東京マルイ製SIG P226 E2を題材にしましたがどこのメーカー・機種でもだいたい同じような行程でメンテナンスをすることができると思います。

メンテナンスをすることで、壊れているパーツを発見したり、分解組立をしていると愛着も湧いてくるでしょう。見た目も綺麗に保ちつつ、長く相棒のエアガンと付き合っていきましょう!

                                            Text & Photo daisuke

投稿者:daisuke