PICK UP!エアガンメンテナンス講座【ハンドガン編・前編】

2017年12月21日

企画

エアガンのメンテナンスってどうやるの? ハンドガン編

サイドアームとして使ったり、インドアフィールドでは大活躍のハンドガン!

新しいエアガンを撃ったら、『よく当たる!』『動きがいい!』など思う事があると思います。あなたの相棒も最初はそうだったはず。

しかし!頻繁に使っていると気が付かない細かい汚れがあなたの相棒を浸食しているのです!この汚れを放置しておくと動作不良・故障に繋がってしまいます。

そこで、相棒と長く付き合って行くためこまめにメンテナンスを行いましょう!

 

今回のモデルはアウトドアフィールドにて何度か使用した、マルイ製のSIG P226 E2です。

エアガンも工業製品です。使っていれば、汚れや金属も消耗していきます。車やバイクなどは、車検などに出してメンテナンスをしたり、エアコンなどは季節の変わり目などに掃除をして、性能を維持してあげますよね。エアガンにも定期的なメンテナンスをしてあげましょう。

説明書のメンテナンス方法を参考に、プラスワンポイントをお教えします。

【用意する物】

・エアガン(あなたの相棒)

・取り扱い説明書

・クリーニングロッド 買ったときについてきた物(細い棒でも大丈夫です)太さ4~5mmぐらいで長さ20cmぐらい

・綿棒

・ティシュペーパー

・汚れてもいい布(タオルなど大きな汚れを拭き取ります)

・爪楊枝

・歯ブラシ

・シリコンスプレー

 

1・分解!

いきなり分解?スプリングが組み込めない〜これはどこのネジ?と思うかもしれませんが、ここでは日々のメンテナンスで行う為の分解をします。難しい分解はしません。説明書に載っているメンテナンスの方法を詳しくお教えします。

説明書に載っている分解をします。スライド・フレーム・バレル・リコイルスプリング・スプリングガイド。マガジンに分解します。

分解はここまでです。

 

SIG P226 E2をフィールドストリッピング(工具なしで行える通常分解)した状態

2・スライドのメンテナンス

汚れの溜まりやすい部分

・サイトのドット

・コッキングセレーション(スライドを引くときに滑り止めになる部分)

・エジェクションポート

・フレームと噛み合うレール部分

・BB弾を押すノズルの内部

・スライドの文字の部分

 

汚れているスライド

銃は複雑な形をしています。コッキングセレーション(スライドを引くときに滑り止めになる部分)サイトのドットなど複雑なところには汚れが溜まります。

大きな泥汚れや、ホコリの汚れを歯ブラシや、綿棒を使って取っていきます。フロント・リアサイトのドット、刻印部分は、綿棒やティシュを爪楊枝に巻きつけて取り除くといいでしょう。スライドのフレームと噛み合うレールの部分もよく汚れるところです。ここも念入りに拭き取っていきましょう。

大体の汚れは、これで取り除くことができます。

 

コッキングセレーション

 

ノズルの清掃

スライド内部のBB弾を押す部品の中にも汚れが詰まっています。ここはシリコンスプレーを吹きつけて、綿棒でふき取るようにしましょう。

3・フレームのメンテナンス

汚れの溜まりやすい部分

・フレーム、グリップのチェッカリング

・トリガーガードの内側

・ライトなどを取り付けるためのレール部分

・マガジンキャッチ

・スライドストップ周辺

・マガジンホール(マガジンが入るところ)

・スライドと噛み合うレール部分

・ハンマーの周辺

・フレームの文字の部分

 

汚れているフレーム

フレーム側もスライドと同じように、大きな汚れを歯ブラシ・綿棒を駆使して大きな汚れを取っていきます。フレームやグエイップにはごつごつとしたチェッカリング(滑り止めのためのギザギザ)が施されています。細かな部分は、爪楊枝で書き出します。

スライドストップやマガジンキャッチの周辺にも汚れが取りにくいところです。実際に動かして見てみると汚れが出てきたり、取りやすくなると思います。

グリップチェッカリングの掃除

 

4・バレルの清掃

汚れの溜まりやすい部分

・インナーバレルの内側

・チャンバーカバーの内

 

バレル、見た目では汚れが分かりにくい部分です。

大きな汚れは歯ブラシなどを使って取り除きます。

バレルでメインになってくるのが、インナーバレルの内側の清掃です。バレル内の汚れは、集弾性や初速の低下に関係してきます。

クリーニングロッドに布やティシュを巻きつけても、小さく切って使うと良いと思います。今回は小さく切ったティシュを押し出すように清掃していきます。ホップダイヤルを最小値にして、小さく切ったティシュにシリコンスプレーを吹き付け、インナーバレルに押し込みクリーニングロッドで押し出していきます。ティシュが汚れたら、交換しながら汚れが出てこなくなるまで繰り返します。汚れが出なくなったインナーバレルは、覗いて光に当てると全体的に光が反射します。

インナーバレル内の清掃

5・リコイルスプリングガイドの清掃

汚れの溜まりやすい部分

・リコイルスプリングガイドのスプリングが入っている部分

・リコイルスプリング

リコイルガイドとスプリングの組合せです。

リコイルスプリングガイドのスプリングが入っていた部分の汚れをふき取るように清掃します。スプリングも同様に汚れをふき取るようにしましょう。

 

8・マガジンの清掃

汚れの溜まりやすい部分

・BB弾の入る部分

・ガスの吹き出る部分

・ガスの注入口

・バルブ部分

汚れているマガジン

マガジンは、マガジンポーチに入れたりしていて汚れが多く付く部分です。大きな汚れは拭き取り、細かなところに詰まった物に関しては、爪楊枝を使いましょう。

ガスが出る部分は、綿棒にシリコンスプレーを吹いて、かきだすようにしましょう。

BB弾の入る部分が汚れていると、BB弾がちゃんと上がらない、BB弾に傷がついて弾道が変化する原因になります。BBを押し上げる部品を下げながら、シリコンスプレーの着いた綿棒でBB弾が入る部分を清掃します。

 

BB弾の入る部分の清掃。

清掃は、ここまでです。

 

清掃後、一旦組み上げてみました。最初の写真と比べるとだいぶ綺麗になったと思います。

清掃してきた物を今度は、組み上げていきます。

くみあげる時は、分解の逆の手順で行います。

ただの組み上げるだけでも良いのですが、

次回は組み上げる時の作動性や見た目をより一層良くするためのアドバイスをして行きたいと思います。

《後編へ続く》

Text & Photo daisuke

 

投稿者:daisuke