PICK UP!ゴジラ新作公開記念!ゴジラシリーズに登場した銃器たち【昭和編】

2017年11月17日

エンタメ 映画

アニメ版となる新作『GODZILLA 怪獣惑星』が本日より公開!先日地上波初放送の『シン・ゴジラ』が高視聴率を獲得!!と、国民的怪獣であり世界の怪獣王であるゴジラ(放射)熱で沸き返る昨今。

速報!「シン・ゴジラ」で陸自装備が怒濤の大活躍!! 初代ゴジラに立ち向かった銃器たち『ゴジラ(1954)』【シネマ活動大射撃】と、過去にゴジラネタをお送りしてきた当サイトも黙っておれません。と、いう訳で今回も便乗精神をフルスロットルさせてお送りする

新作公開記念!ゴジラシリーズに登場した銃器たち【昭和編】

昭和ゴジラシリーズ劇中に登場した銃器を目を皿のようにして確認、可能な限りご紹介するゴリゴリの便乗企画です。記念すべき第1作『ゴジラ』(54)に登場する銃器については初代ゴジラに立ち向かった銃器たち『ゴジラ(1954)』【シネマ活動大射撃】にてご紹介済みなので、今回は第2作『ゴジラの逆襲』(55)以降の作品からのご紹介となります。

 

S&W M1917 「ゴジラの逆襲」(55)

45口径軍用リボルバーとして大量生産され、第二世界大戦後にアメリカ軍より大量に払い下げされたM1917は当時日本の警察官の装備として使用されたようです。そんな訳で本作では制服警官が使用。ちなみにM1917はS&W社とコルト社がそれぞれで生産しているのですが、本作に登場しているのはS&W M1917のように見えます(間違ってたらすみません)。劇中ではゴジラ上陸を避けるため灯火管制された大阪市内で、護送中の囚人が脱走。その際に囚人と警官がM1917で撃ち合い、トラックで逃走した囚人たちが謝って工場の燃料施設に激突した際の火災がゴジラならず暴龍アンギラスまで呼び寄せてしまう結果に・・・。で、ゴジラとアンギラスの壮絶なドツキ合い&噛みつき合いの末に大阪城まで大破してしまうのでした。

※写真はタナカ製モデルガンです。

 

M1カービン 「ゴジラの逆襲」(55)、「キングコング対ゴジラ」(62)、「モスラ対ゴジラ」(64) 他

1941年のアメリカ陸軍に採用され、第二次世界大戦でも主力として使用された自動小銃。大戦後は日本の警察予備隊(後の自衛隊)を含む、多くの西側諸国の軍隊に供与されていたそうです。日本の銃器メーカー、豊和工業は自衛隊で使用されていたM1カービンのライセンス生産も行っていました。よって日本の特撮映画にも多数登場。『ゴジラの逆襲』、『キングコング対ゴジラ』、『モスラ対ゴジラ』などの作品で防衛隊(自衛隊)が使用。発砲シーンはなかったような気がします。

※写真はCMC製のモデルガンです。

 

マーリンM1894&M336「キングコング対ゴジラ」(62)、「怪獣島の決戦 ゴジラの息子」(67)

狩猟用ライフルに定評のあるアメリカの老舗銃器メーカー、マーリン社のレバーアクション式ライフル。西部劇でお馴染みのウインチェスターライフルと似たフォルムのため、映画などで代役として使用されることも多々あります。ウインチェスターのレバーアクションライフルとの相違点は、排莢がサイドから行われること(ウインチェスターは上部から)。ゴジラ初のカラー作品&東宝創立30周年記念大作として、アメリカの怪獣王キングコングを招き、高度成長期の日本のイケイケムードを反映させた怪獣プロレスエンターテイメントの傑作『キングコング対ゴジラ』に登場。南海の孤島ファロ島へコング探しに派遣された高島忠夫氏&藤木悠氏の凸凹コンビが使用するのですが、このM1892は藤木氏が、そしてウインチェスター社が1960年代に発表したレバーアクションライフル「M88」を高島氏が、ともにスコープ付で大ダコや爆薬を撃ってました。

また、67年の『怪獣島の決戦 ゴジラの息子』では、孤島ゾルゲル島で気象実験を行う国連チーム(ここにも高島忠夫氏が)の護身用ライフルとして同じマーリン社のM336が登場。襲撃をかましてくるカマキラス(デカいカマキリ)除けとして発砲してました。

※写真はM336モデルとなります。

 

ブローニングM1910 「三大怪獣 地球最大の決戦」(64)

ベルギーのFN社が開発した中型自動拳銃。上着などから取り出す際に引っかからないように撃鉄がオミットされたストライカー式撃発機構を採用。世界的なベストセラー拳銃で、日本でも軍や警察、特別警備隊隊員の装備として採用されていました。ゴジラの宿敵キングギドラが初登場、ゴジラが人類の味方的立ち位置に移行するきっかけとなったシリーズ第5作『三大怪獣 地球最大の決戦』で、夏木陽介氏演じる進藤刑事が使用。金星人に憑依されたセルジナ公国ののサルノ王女(若林映子さま♥)護衛のためにバンバン撃ちまくっておりました。もちろん当時のプロップは電着式なのでブローバックなどいたしません。因みに当時、M1910の電着銃は日本のアクション映画で引っ張りダコでした。

※写真はマルシン製モデルガンです。

 

トンプソンM1A1サブマシンガン 「ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘」(66)

アメリカ製サブマシンガンといえばコレ!なのが“トミーガン”ことトンプソンサブマシンガン。こちらは第二次世界大戦でも活躍したM1A1。日本でも大戦後の1950年代に警察予備隊にも供与されたといわれています。本銃は60年代半ばの世相や風俗も取り入れた冒険アクション風味のシリーズ第7作『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』で、核兵器で世界革命を目指す悪の秘密結社“鷹の爪”“赤い竹”の戦闘部隊が、銃身にサプレッサーのようなアタッチメントが取り付けられたステージガンを使用しました。本作はゴジラが美女にデレて加山雄三の真似したり、敵怪獣がデカいエビだったり、モスラほぼエキストラなど不評ですが、筆者は大好きです。

※写真はCMC製のモデルガンです。

 

MP40(シュマイザー)サブマシンガン「ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘」(66)、「怪獣総進撃」(68)

ナチス・ドイツ時代に開発されたサブマシンガン。こちらも第二次世界大戦時にドイツ軍の主力として使用され、部品のユニット化・プレス加工やプラスチックを利用した大量生産などといった斬新なアイデアが各国の銃器製造に多大な影響を与えました。戦争映画にも数多く登場し、日本でもいち早くモデルガン化された人気のマシンガンです。本銃は先の『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』の“赤い竹”戦闘隊員、そして11大怪獣が登場する“怪獣忠臣蔵”であるシリーズ第9作『怪獣総進撃』で小笠原怪獣ランドの警備員がキラアク星人にコントロールされた人間たちと銃撃戦を展開する際に使用しました。

※写真はマルシン製モデルガンです。

 

ベレッタM70 「ゴジラ対メカゴジラ」(74)

イタリアのベレッタ社が1950年代終わり頃に発表した中型自動拳銃。ベレッタ独特の上部が大きく切り開かれたデザインが魅力で、同社のM1934とM1951をベースに設計されました。イタリア製警察映画やギャング映画にも頻繁に登場しています。本銃はゴジラ誕生20周年記念作品として制作されたシリーズ第14作であり、ゴジラの人気を脅かすメカゴジラ初登場作となる『ゴジラ対メカゴジラ』に登場。メカゴジラを使ってゴジラ抹殺と地球制服を目論むブラックホール第3惑星人(素顔は顔色の悪いゴリラ)の戦闘員が化けた地球人、柳川がサイレンサー付きのシルバーモデルを使用しました。当時返還間もない沖縄のロケーションも魅力で、今は亡き名優、岸田森のミステリアスな雰囲気が最高にカッコイイ!!

 

他にも銃器は登場してますが、映画用のなんちゃって電着銃だったり型式が判明しないモノも多く、あくまで実銃としてのフォルムが判別できるものに限定してのご紹介となりました旨をご容赦くださいませ。

これからも国内ではもちろん、ハリウッド版も非常に楽しみなゴジラシリーズ。孫からお爺ちゃんまで世代を超えて共有出来るコンテンツであり、日本を代表する人気キャラクターとしてこれからも大いに咆哮を続けていって頂きたいモンです。

さて、【平成】編、【ミレニアム編】、【ハリウッド編】は、おいおいゴジラ新作公開など便乗のタイミングをみてお届けしていきたいと思います。

ゴジラ様バンザイ!!!

 

 

投稿者:ToyGun.jp編集部