PICK UP!使うヤツらがワルばかり?俺たちGun悪役商会!その1

2017年10月18日

企画

「あー、よく悪役が使ってる銃ねー」

映画やドラマなどでテロリストや暴力組織、チンピラなどに使用されることが多く、また現実世界でも同様にテロや裏社会の御用達というイメージが付いてしまった銃があります。

その銃の多くは銃としての性能は世界で高い評価を受けているものの、使った人や使われ方でマイナスイメージが付いてしまったのです(中には性能自体がアレなものありますが)。

Gunマニアの間から「イイ奴だったのに環境や友達が悪かったんだろなー・・・」と、いう意見さえ聞こえてくる(たぶんそうかも知れません、いや、どうかなあ)ダークサイドに堕ちた銃たち。

今回は、そんな不名誉を背負った悪名高き銃たちを開き直って「Gun悪役商会」としてご紹介!

※注:紹介文では気分を出すために若干仁義なき語り口となっております。ご容赦下さい。

 

MG42(ドイツ)

第2次世界大戦下の1942年。MG34汎用機関銃の後継機としてナチス・ドイツにより開発・製造された汎用機関銃じゃ。Gun悪役商会でいうところの組長・会長クラスの貫録の持ち主よのう。

堅牢性と速射性能を重視した設計で、その結果MG34より命中精度は劣るものの毎分1,200発という速射性能(MG34は毎分800発)を誇り、強度も格段に向上したんよ。

後生に名を残す傑作機関銃じゃけんど、その名誉を余裕で上回る悪名が付いてしもうたんは、ひとえにヒトラーの肝いりで製造され、その独特な速射音も手伝い“ヒトラーの電動のこぎり”っちゅう仇名を付けられたことかのう。

「スター・ウォーズ」では帝国軍の兵士が使用するブラスターのベースになっとったし、「プライベート・ライアン」では冒頭の凄惨すぎるオマハビーチの戦いで連合軍兵士を次々と肉塊にしとったのう・・・。

 

AK-47(ソ連/ロシア)

1947年に開発、1949年に旧ソビエト連邦軍の制式小銃として採用されたアサルトライフル。設計者であるミハイル・カラシニコフの名から“カラシニコフ銃”とも呼ばれとる。Gun悪役商会でいうところの若頭・理事長クラスの存在感じゃ。

強い威力・高い耐久性・低コストを誇る優秀なアサルトライフルとして世界中で評価を得て、様々なバリエーションのモデルが製造されよったんじゃ。現在でも後継機のAK-74がロシア軍などで採用しとる。

こちらも傑作やけど、旧ソ連時代に大量に闇市場に横流しされ、その後大量のコピー(粗悪品も含み)が生産されてしもうた。その多くが組織犯罪やテロに使用されたことで一気に悪名を轟かせることになったんじゃ。雑に言うと素行の悪い息子があちこちで子供をこさえよって、結果として認知できない多くの不良分子が生まれてもうたっちゅうことかのう・・・。

だいたい悪役が使用、ヒーローが使う場合も悪党から奪って一時的に使うというイメージでスクリーンを席巻。世界で一番使用された軍用銃の座に輝きよったけん(良うも悪うものう・・・)。

 

 

 

トカレフ TT-33(ソ連/ロシア)

1933年にTT-30の改良型として旧ソビエト連邦軍に制式採用された自動拳銃。生産性向上と撃発能力確保を最優先のあまり、銃の必須機構である安全装置を排除という潔いにも程がある銃じゃ。そのお陰で耐久性と弾丸の貫通力は抜群。Gun悪役商会でいうところの最高顧問クラスながら鉄砲玉も厭わない狂犬的存在じゃけえ。

1950年代以降は後継モデルのマカロフに制式拳銃の座を譲るも、その後も中国を始めとする共産圏においてライセンス生産が行われるんじゃが、同時に大量のコピーが生産されたことから本格的に悪役の道を一直線じゃ。

1980以降日本にも大量の中国製トカレフが密輸入され、裏社会における発砲事件の主役を張ったっちゅうことで一般層にもその悪名が知れ渡っちょる。悪い意味で日本における最も有名な銃のひとつに挙げられとるんじゃ。

邦画とアメリカ映画でそれぞれ「トカレフ」というタイトルの映画が製作されよったり、看板(ギャング)スター扱いされとるが、いずれの作品でも事件の元凶となる疫病神っぷりを発揮しよった。自分の役割を分かっとる点は好感が持てるのう。その甲斐あってか、大ヒットスパイアクション「キングスマン」では散弾発射バレルを配したカスタム銃としてヒーロー側に使用されたんじゃ(ただし、悪役商会としては不名誉なことじゃけんのぉ)。

※写真はハドソン製モデルガンです。

 

《その2へ続くけん、楽しみにしてつかあさい》

 

 

 

投稿者:ToyGun.jp編集部