PICK UP!ヒットされた時の参考に?【映画の中の撃たれザマ4選】
2016年09月15日
企画「あああああああ!!!体ナマってるわああああ!!!」
と、伸びをしているのではありません。
そうです、あの有名にも程があるベトナム戦争映画の傑作
「プラトーン」(1986)
の名シーン。穏健派のエリアス軍曹(W・デフォー)が対立する冷血漢バーンズ軍曹(T・ベレンジャー)の卑劣な策略により敵の乱射を浴びて、天を仰ぎながら絶命します。「弦楽のためのアダージョ」の悲壮な調べがエリアスの無念さをより強調するのですなあ・・・。
映画にはこの様に主人公や味のある脇役が撃たれる名シーンが多いです。特に「プラトーン」ではこの《撃たれザマ》が映画のキービジュアルとして定着した感もあり忘れられません。
そこで今回は
サバゲーでヒットされた時の演出?の参考にもなる【映画の中の撃たれザマ4選】
という、やっつけ企画(自首)でお茶を濁しまくりたいと思います。
まずこの「プラトーン」の演出例ですが、ヒットされた時に「ヒットォォォォォォォ!!!」と、両手を伸ばし天を仰ぎながら悲痛に叫ぶと効果絶大です。動きにスローモーションを取り入れると尚良し!「早く退場しろバカ」と、非難を浴びることでより悲壮感が増す点もポイントです。
「スカーフェイス」(1983)
から壮絶なラストシーン。キューバのチンピラ移民(A・パチーノ)がアメリカでギャングのボスに成り上がるけど、巨大組織を敵に回したために全てを失い、ド派手な銃撃戦の末に散る《打ち上げ花火人生》を描いた名作ですね。組織の殺し屋軍団から一斉掃射を喰らいながら「まだ立ってんどコラ!」と、シャウトしまくり挙げ句の果てに後ろから忍び寄るグラサン野郎にショットガンでトドメを指されます。
演出例としては、ヒットされた時に一応「ヒットじゃあああああああ!!!」と叫びながらも全身をバイブさせ「まだ立ってるぞぉぉぉぉぉ!!!」と狂ったようにシャウト。ただし、半ゾンビ行為として蜂の巣にされるかエンガチョされるリスクを孕んでおります。使用上の注意をよくお読みの上、自己責任でお願いします。
「アンタッチャブル」(1987)
クライマックスの《階段乳母車落ち》があまりにも有名な作品ですが、アル・カポネ討伐に向け立ち上がる「ジ・アンタッチャブルズ」の重鎮となるベテラン警官ジム・マローン(S・コネリー)がカポネ配下の殺し屋の罠に嵌り自宅で撃たれ、血塗れになりながら部屋まで這って戻るシーンは涙亡くして見られません・・・。その後、駆け付けたエリオット・ネス(K・コスナー)とストーン(A・ガルシア)に見守られながら息を引き取るところで涙腺が完全決壊。見事な男の最期を見せてくれました。
演出例としては、ヒットされた時に「ヒット!・・・」と、渋く苦しそうに呻きながら崩れ落ち、力を振り絞るようにセイフティゾーンまでほふく前進。ゲームは少し中断しますが、あなたの決死の姿は感動を呼びフィールドは多くのすすり泣きで溢れかえることでしょう(あくまで理想です)。
これで最後なのでもう少しご辛抱を
「ザ・シューター/極大射程」(2006)
作家スティーブン・ハンター が生んだ最強のスナイパー、ボブ・リー・スワガーシリーズの一編を映画化したハードアクション。山奥で隠遁生活を送っていた伝説のスナイパー、スワガー(M・ウォールバーグ)が巨大な陰謀に巻き込まれ大統領暗殺(と、見せかけた司教暗殺)の犯人にされてさあ大変!→怒り心頭→余裕で皆殺しという定番ながら痛快な傑作です。ここではスワガーが警官にグロックで撃たれますが、辛くも脱出するという死なないパターン。割と近い距離から2発ほど喰らいながら、窓硝子突き破った挙げ句FBIをぶん殴って車奪うスワガーのダイハードぶりを参考にしましょう。
演出例としては、ヒットされたら「ヒット!」と叫びやや苦しそうにしながらも走って退場します。「ゲーマーの鑑や!!」と、拍手喝采の中セイフティゾーンへ走る去るあなたの姿は、見事にゴールを決めたボルトやワイナイナの如く美しいに違いありません。
以上!
サバゲーの秋、どうせヒットされるなら、楽しく美しくヒットされましょう