PICK UP!お宝トイガンハンティング〜ウエスタンアームズ「ヤティマティック フルセット」

2016年06月07日

アイテム エアーガン

お宝トイガンハンティング

トイガンショップの老舗中の老舗「アンクル新宿店」。店内に所狭しと並ぶレアなモデルガン、エアガンの中からお宝をハンティングして紹介。

《本日のお宝》

フィンランドが生んだ80年代の徒花的サブマシンガン

 ウエスタンアームズ
「ヤティマティック フルセット」160419_ya_02

データ
●メーカー:ウエスタンアームズ
●カテゴリー:電動装填&ガス発射式エアガン(ガス、単三電池4本使用)
●発売年:1987年
●発射方式:フルオートオンリー
●全長:約373mm
●重量:約1,200g
●使用弾:6mmBB弾
●装弾数:50発

画像の歪みでも欠陥でもありません、もともとです

画像をじーっと見てると平衡感覚がおかしくなってくるような・・・。銃のボディが前傾気味で、これを真っ直ぐにすると今度は銃口が斜め上向きになる・・・。でも、これはロット不良でも銃をぶつけて曲げた訳でもない。こういう銃なのである。

ヤティマティック(Jal-Ti-matic)は、フィンランドの銃オタクであるヤリ・ティマリ氏が設計、タンペレーン社が1980年代初めより製造を開始したコンパクト・サブマシンガン。携帯性と操作性に重点を置いた特殊部隊向けの銃として開発された。普通に考えると、銃身というのはボディの形状に沿って真っ直ぐ付けられるが、このヤティマティックはやや斜め上を向いている。160419_ya_01もちろん、これはただ「変わったデザインのほうが面白いじゃん」という意味のないものではない。
機関銃は、機関部内にボルトという撃った弾の空薬莢を排出し、次弾を薬室内に装填する駆動部品がある。そして、射撃時にそれが前後へ水平に動くため反動が発生、それに伴い銃身がブレてしまうのだ。そこで銃オタのティマリ氏はその運動エネルギーを打ち消すべく、ボルトがやや斜め上に後退するように設計。『作用・反作用』の働きにより、銃口に斜め下向きの力を加え射撃時の銃身の跳ね上がり(マズルジャンプ)を軽減しようと試みたのだ。その結果、銃身が斜め上を向いたオンリーワンにも程があるデザインとなった。

映画で脚光(一時的な)を浴びるも悪用&倒産により忘却の彼方に

変わり種コンパクトサブマシンガンとして一部で注目を浴び、1986年にはシルベスター・スタローン主演の荒唐無稽な皆殺し刑事アクション「コブラ」でフィーチャーされ一時的に脚光を浴びた。しかし、その独特のスタイルのため照準が付けにくいというクセの強さが露呈してしまう。さらにはその携帯性からフィンランド・ギャングに目を付けられ盗難に遭い、事件に使用されたことでタンペレーン社が倒産に追い込まれ忘却の彼方に・・・まあ、H&K MP5Kやウージーなどの強力なライバルの存在も大きかったといえよう。

ウエスタンアームズがユニークなシステムでエアガン化

映画「コブラ」公開後の1987年。本銃をいち早くエアガン化したのが、映画に登場した銃の精巧なオマージュモデルを得意とする人気メーカー、ウエスタンアームズである。電動ガン前夜ともいえるエアガン黎明期の当時、BB弾の装填に電動モーターを使い、弾の発射にはガスを併用するシステムのユニークな電動/ガス・フルオートガンとして登場。マガジン内に単三電池4本を取り付けモーターを駆動、ガスはグリップの下から注入する。フォアグリップは収納式で、収納するとセイフティが掛かるという仕組みだ。

電動&ガスのハイブリットエアガンは、ガスと電池という2つのパワーソースを要する手間もあり普及せず、後の1991年に新時代の電動ガンが登場したことによりマニアックな本銃同様、《時代の徒花》となってしまった感がある。しかし、このヤティマティックは未だにオークションや中古販売などでマニアの人気を誇るモデルとして存在感を誇示しているのだ。

今回紹介するのは、スコープ、サイレンサー、折りたたみ式ストックが付いたレアなフルセット。

オンリーワンのフォルムに惹かれた方はお早めの問い合わせをオススメする。

 

アンクル取り扱い情報(※必ず事前にお電話でショップにお問い合わせください)
品番 :SEG0788(問い合わせの際に必ず品番を伝えてください)

状態 : B(箱、取説なし)
価格 : アンクル販売価格 50,000円(税抜)
※本商品の在庫状況および価格については、2016年6月7日時点の情報となります。

 

【アンクル新宿店】
〒169-0051

東京都新宿区西早稲田2-15-10
Tel 03-5273-4020
営業時間:PM12:00~PM20:00
定休日:水曜日、木曜日
※ご来店の際は、必ず事前に電話でご希望商品の在庫を確認の上でお願い致します。

http://uncle-shop.com/

投稿者:ToyGun.jp編集部