PICK UP!橋本環奈,乃木坂46, etc.「現代アイドルGun最前線」

2016年01月08日

アイドル エンタメ

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【美少女&銃、その現在とは?】

「ガールズ&パンツァー 劇場版」のロングランヒットが証明するように、Gun&ミリタリーと美少女の幸福な化学反応は時として恐るべき破壊力をもたらす。そして、それは2次元も3次元も問わないようである。

古くより、映画や小説、劇画などで美女と銃の相性の良さは証明されているが、その多くは成熟した大人の女か男勝りのタフなヒロインであった。しかしその後、年齢層がドンドン低下。10代の少女がか細い体に似合わぬ銃を手に大の男どもを蹴散らし始めた。

その決定打となったのは、1981年に赤川次郎の原作を映画化した「セーラー服と機関銃」だろう。当時17歳で人気絶頂の薬師丸ひろ子を主演に迎え、ひょんなことから弱小ヤクザの組長となってしまったヒロイン星泉の奮闘を描き、角川映画の代表作に挙げられるほどの大ヒットを記録した。その後、翌年には原田知世主演、2006年には長澤まさみ主演でテレビドラマ化されている。

そして再来月の3月5日に、「天使すぎるアイドル」として話題となった橋本環奈を主演に迎えた前作の後日談となる「セーラー服と機関銃−卒業−」が公開される。星泉がブッ放す機関銃が変わらずM3グリースガンなのも嬉しく、ハスキーな声であの名台詞「カ・イ・カ・ン」を披露してくれるのか?非常に楽しみなところだ。

そして、現在のアイドルでいうと、AKB48をはじめグループアイドル群雄割拠の中、AKB48のライバルグループとしてデビューし、今やその人気を追い越す勢いでブレイク中の「乃木坂46」がミュージックビデオの中でアクロバティックなガンアクションを披露している。

その表題曲「バレッタ」のMVは、美少女を誘拐しては剥製にするという悪魔的な組織にメンバーを拉致された乃木坂の面々が、セーラー服姿で日本刀や銃器を駆使して殴り込みをかけるという内容。その中でメンバーの西野七瀬はベレッタINOX、堀未央奈はグロック17、松村沙友理はフォールディングストック付きのM870ショーティ、橋本奈々未はベレッタM84F(FS?)を2丁拳銃で使用している。その他のメンバーもガバメントなどで武装していたと思われる。

清純なイメージが武器のアイドルがリアルな武器を手に暴れ回ることに異論を唱えるファンもいる様子だが、その姿にはアンモラルながら抗いがたい魅力が装填されていることも事実である。以前なら銃を男性自身のアイコンとして、少女と大人の間で揺れる危うげな心理云々といった解析が聞かれたものだが、現在においては 全く趣が異なっている。

橋本環奈にしても、乃木坂46にしても、銃との融合に際してエロティシズムや背徳の匂いが希薄なのだ。彼女たちにとっての「銃」は自分の中に眠る抑制された意識の引き金を引くための道具ではなく、自分を覆う殻をブチ破り、目の前にある窮屈な既成概念や障害を撃ち砕くための引き金を引く道具なのである。

このムーブメントにおいて最も強烈な印象を残したのは、2010年のアメリカ映画「キック・アス」に登場したヒロイン、ヒットガールを演じたクロエ・グレース・モレッツに他ならない。復讐のために父親に殺人マシーンとして育てられた12歳のミンディ(ヒットガール)が、銃やナイフなどで悪党どもを皆殺しにしていく姿は自称良識人たちの眉をしかめさせると同時に、多くの喝采を得た。本作の彼女が見せる過激な銃撃シーンの裏には、親に敷かれた悪しきレール、大事な物を奪った卑劣な者たち、そして、少女だからとナメてかかり押さえ付けにくる世間をブチ壊そうする真っ直ぐな意志が垣間見え、快哉をを叫ばずにはいられない。

ファッションや美容など男女の境界がない「ジェンダーレス」の現在、美少女と銃との関係は、むくつけき野郎どもと銃との関係となんら変わりはない。美少女アイドルも不要な枷を外して思う存分暴れまくって貰いたいものである。

そして、そんな現在を象徴するのがアイドルのサバゲー、ミリタリー界への積極的な参戦である。一般女性ゲーマーの急増にも一役買っている彼女たちの現在については、また次の機会にお送りしたい。

 

 

投稿者:ToyGun.jp編集部