PICK UP!「シネマほぼ百発百中!Gun観しやがれ!」第8回〜007 スペクター特集第1弾!

2015年11月19日

エンタメ 映画

「シネマほぼ百発百中!Gun観しやがれ!」

~狙った映画はだいたい外れないシネマヒットマンが送る怒濤の銀幕見聞録~

Bond (Daniel Craig) following Marco Sciarra through the Dia de los Muertos procession in Metro-Goldwyn-Mayer Pictures/Columbia Pictures/EON Productions? action adventure SPECTRE.  Tolsa Square, Mexico City.

第8回「007 スペクター」

原題「SPECTRE」
2015年度 イギリス映画
監督 サム・メンデス
主題歌 サム・スミス「ライティングス・オン・ザ・ウォール」

出演
ダニエル・クレイグ
クリストフ・ヴァルツ
レイフ・ファインズ
ベン・ウィショー
ナオミ・ハリス
レア・セドゥ
モニカ・ベルッチ

配給 ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
公式サイト:http://007spectre.jp/
Facebook   :http://www.facebook.com/JamesBond007JP
Twitter       :http://twitter.com/007movie_JP

11月27日(金)、28日(土)、29日(日)先行公開決定!
12月4日(金)TOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー

 

【解説】シリーズ第24弾はダニエル=ボンドの集大成!

ダニエル・クレイグの007就任第4作目にして、シリーズ通算第24作目となる「007 スペクター」が遂に日本に上陸!本国イギリスで公開1週間の興行収入が歴代最高を記録したこの最新作は、2006年の「カジノロワイヤル」で幕を開けた007新世紀の集大成となる作品となっている。

前作「スカイフォール」で消失したボンドの生家から発見された1枚の写真に秘められた忌まわしい過去。そして、遂にその姿を現した秘密組織《スペクター》との関係とは?

名匠の風格が備わったサム・メンデスが前作に引き続きメガホンをとり、ボンドの暗い内面に更なるスポットを当てる。

出演は6代目ボンドとして貫禄を増したダニエル・クレイグの他に、「M」役のレイフ・ファインズ、「Q」役のベン・ウィショー、「ミス・マネーペニー」役のナオミ・ハリスら「スカイフォール」組が再登板。ボンドの運命を左右する2人の美女として、フランスの実力派女優レア・セドゥ、イタリアの宝石モニカ・ベルッチが参戦。そして、名優クリストフ・ヴァルツが秘密組織「スペクター」の重要人物オーべルハウザーを演じるのも話題となっている。

自分の過去と対峙したボンドが進む果ては希望なのか?絶望なのか?シリーズ史上最も過酷な戦いの幕が今上がろうとしている。

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【物語】謎の指輪、謎の組織、過去の亡霊

メキシコでの任務を終えロンドンに戻った007=ジェームズ・ボンドを待っていたのは、元M16情報部員シルバとの壮絶な死闘で消失した生家の焼け跡から発見された1枚の写真だった。そこに写っていたのは少年時代の自分と家族の姿。振り返りたくない過去が凶器となって自分に迫ろうとしている不安を抱えながらも、謎の人物「青白い王」を追うため行動を開始するボンド。その前に現れたのは・・・。

【Gun】お馴染みPPKから話題の珍銃まで

ボンドはトレードマークというべきワルサーPPKを始め、オープニングのメキシコシティではFAB Defense KPOSのコンバーションキットに組み込んだカービン仕様のグロック17。そして、オーストリアの雪原ではH&K VP9を使用。余談ではあるが、当初出回った本シーンのスチールを見て、遂にPPK引退か?と騒がれたものだった。アサルトライフルではH&K G3やSteyr AUG A3などが登場。しかし、目玉は「ツインガバ」「銃を2つくっ付けるなんて本気か?」と、話題になった、ロシアの「Arsenal Firearms」が手掛けたAF2011 Dueller Prismaticである。敵の殺し屋ヒンクスが使用するのだが、スクリーンに登場するのは恐らく初めてではないだろうか。

【予習的コラム】「カジノロワイヤル」から「スペクター」までのハード過ぎるボンド道

本来であれば、ここで寸評となるのだが全世界のファン待望の007新作であり、なるべ鮮度の高い状態で観て頂きたいのと、007ファンである筆者の職権乱用で第2弾特集を組む予定であるので敢えて多くは語らない。

まあひとことで言うと「スペクター」はシリアス版007の頂点にして、前作に劣らず深い人間ドラマの領域にまで踏み込んだ傑作ということである。

因みにスペクターといえば、シリーズ初期にコネリー=ボンドを苦しめた恐るべき秘密組織だが、その紋章は「タコ」である。本作のティザーポスターのキーアート(銃痕のヒビがタコの足のように見える!)を見て思わず唸ったファンも多いのではないだろうか?

しかし、このダニエル=ボンドさん。華やかなるスパイ道を歩んだ歴代のボンドに比べてかなりのハードコアライフを強いられていて大変である。

007就任一発目の「カジノロワイヤル」から、毒薬盛られて死にかけるわ、初めて心から愛した女性ヴェスパーには死なれるわ、の波乱の幕開け。続く「慰めの報酬」では、ヴェスパーの死がトラウマとなり暴走して上司にサジ投げられるわ、そのヴェスパーが惚れていた男がしょーもないナンパ男でショックだし・・・。更には「スカイフォール」でいきなり任務に失敗し仲間に撃たれた挙げ句、グレて地方に引きこもるわ、最後には精神的母親だった上司のMを失う始末。

「ボンドって思ってたより大変なんだなあ・・・お疲れ様」と、心から労いをかけたくなる過酷さである。

そして本作では、遂に暗い過去と家族についてケリを付けなければならない状況に追い込まれるのだ。

内容もそうだが、全作ストーリーが繋がっているという異色の展開となるダニエル版ボンド。だからこそ「スペクター」を鑑賞予定の方でまだダニエル=ボンド全作をご覧でない方は「カジノロワイヤル」「慰めの報酬」「スカイフォール」の3作は予習必須となる。ここ、必ずテストに出ますよ、である。

ポイントとしては

「カジノロワイヤル」: ヴェスパー、ミスター・ホワイト
「慰めの報酬」   : ミスター・ホワイト、クオンタム
「スカイフォール」 : M、ボンドの生家、「こんな家!」

これらを押さえておくと「スペクター」を120%満喫できるだろう。

さらに特集第2弾では、過去作品へのオマージュやアクションシーンなどに焦点を当ててみたい。

JAMES BOND REVIEW WILL RETURN

 

投稿者:ToyGun.jp編集部