PICK UP!「シネマほぼ百発百中!Gun観しやがれ!〜第3回「パージ」「パージ:アナーキー」

2015年07月17日

NEWS エンタメ 映画

「シネマ百発百中!Gun観しやがれ!」

~狙った映画はだいたい外れないシネマヒットマンが送る怒濤の銀幕見聞録~

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purgeanam第2回「パージ」「パージ:アナーキー」

原題「THE PURGE」「THE PURGE:ANARCHY」

「パージ」      2013年度 アメリカ映画
「パージ:アナーキー」2014年度 アメリカ映画
監督 ジェームズ・デモナコ
製作 マイケル・ベイ、ジェイソン・ブラム

「パージ」出演
イーサン・ホーク
レナ・へディ 他

「パージ:アナーキー」出演
フランク・グリロ
カーメン・イジョゴ 他

日本公開
「パージ」7月18日
「パージ・アナーキー」8月1日
「日劇スリルナイト」として連続公開
ユニバーサル映画  配給協力:シンカ/パルコ

公式サイト:purge-movie.jp
公式Twitter:@purge_movie

【解説】全米大ヒットの12時間耐久エクストリーム・スリラー連続登場!

失業率も犯罪発生率も驚異的に減少した近未来。その理由とは、1年に1晩だけ殺人を含むあらゆる犯罪が合法となる新法案「パージ(浄化)法」により、人々が鬱積した心の闇を開放していることにあった・・・。

小品ながらブッ飛んだ設定と、壮絶な狂気と緊張に彩られたストーリーで全米で興行収入100億を突破したエクストリーム(極限)・スリラー「パージ」。そして、その姉妹編である「パージ:アナーキー」が、真夏の日本を凍り付かせるべく連続公開される。
監督は、「交渉人」「アサルト13 要塞警察」の脚本を手掛けたジェームズ・デモナコ。製作には、「ザ・ロック」「バッドボーイズ」など、ハリウッド屈指の爆破炎上至上主義者マイケル・ベイが名を連ねている。

恐怖の一軒家バトル的展開の「パージ」、都市サバイバル戦的展開の「パージ:アナーキー」、それぞれテイストの異なる恐怖と絶望。逃げるか?戦うか?それはあなた次第です。

【物語】「パージ」編:お父さん、セキュリティがスイート過ぎます!

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セキュリティシステムのトップセールスマンとして財をなしたジェームズは、妻と2人の子供と共に裕福な生活を送り、ご近所からも理想の家族と羨望の眼差しを受けていた。

そして、遂にやってきたパージの夜。「ウチはセキュリティも万全だし余裕っしょ!」と、呑気な夜を過ごそうとしていたがジェームズ一家だが、無駄に正義感の強い息子がパージの標的にされた男を家に招き入れてしまう。
そこにやって来たのは、仮面をつけたパーリナイト気分のパージ推進派の一団。凶器を手にし、玄関先で「困りますね~、男を渡して貰わないと殺りにいきますよ」と、ピンポン恐喝をカマしてきた!

こうして、一軒家が無法地帯と化す恐怖の夜が幕を開けるのだった・・・。

【物語】「パージ:アナーキー」編:今度は戦争だ!最強おじさん地獄行脚の巻

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パージが今年もや~って来る♪待ちに待った殺しの年中行事に浮き足立つアブない人々と、恐怖に震える普通の人々で街は異様な雰囲気に包まれていた。

そんな中、ただ1人黙々と銃器の準備を行う中年男レオ。彼はパージに乗じてある目的を果たそうとしていた。時同じくして、病気の父の薬代に困窮するウェイトレスのエヴァと娘のカリ、そして、別居寸前の夫婦、シェーンとリズはそれぞれの事情を抱えながらパージの夜を迎えようとしていた。

そして遂にパージが幕を開ける。最悪の事態が重なり、無防備なまま地獄の街に放り出されるエヴァ母娘とシェーン夫婦。危機一髪の彼女らを救ったのは「通りがかりのランボー」的強さを発揮するレオであった。やがて、アンチ・パージを叫ぶ反乱部隊も動きだし、例年にない盛り上がりを見せ始めるパージの夜。

地獄の戦場と化した街でレオたちはパージ終了までサバイブ出来るのか?

【Gun】銃国家アメリカを皮肉る展開の中で

「パージ」では、スナブ・ノーズタイプのタウルス・レイジングブル、ベレッタINOX、キンバー・ウォリアー、SIG P226、S&W M915などのハンドガンに、モズバーグ500と590、SPAS-12といったショットガンが登場。

「パージ:アナーキー」では、ワンマン・アーミー状態の主人公レオが、RISハンドガード付きのAKMSUアサルトライフル、H&K USP45、ルガーGP100などを使用。他にも、ベレッタM92F、AKMS、H&K MP5A3、クリス・ヴェクター、トラックのコンテナに備えた光学サイト付きのM134ミニガンなどが登場。

【寸評】本気の出血大サービス!1夜限りの凶悪犯罪タイムセール!

イーサン・ホーク以外ほぼ無名に近いキャスト、低予算、といったハンディを「年に1度の殺しの合法オールナイト」という神をも恐れぬ鬼畜設定だけでブッちぎったバイオレンススリラーの快作。「パニックルーム」や「ストレンジャーズ/戦慄の訪問者」を彷彿とさせるアポ無し訪問型密室スリラーの「パージ」は、前半の鬼ごっこ的展開と後半のバトルともに緊張の糸が途切れず、ラストではご近所付き合いについても深く考えさせられます。
一方、都市型サバイバルアクション仕様の「パージ:アナーキー」は夜を徹して武装集団から逃げるさまは「ウォリアーズ」、人間狩りの標的に抜擢→でも反撃!なくだりは「ハード・ターゲット」後半は「ハンガーゲーム」のレジスタンス要素まで取り入れた欲張りな内容。最終的には「命を奪う」ではなく「命を守る」ことの高潔さに帰結する抜かりのなさもステキです。

アメリカの政策に対する強烈な皮肉と貧富の差が生み出す残酷な現実を、凄惨に、時には痛快に描くブラックな「パージ」2部作(なんと3作目もあるそうな)。「ソウ」シリーズに代わる新感覚スリラーシリーズ誕生の予感がします。

どちらも面白いですが、トイガンJP的にはサバゲーの応用プレイの参考になりそうな「パージ:アナーキー」がオススメ!

しかし、パージ法が実現すると家族団らんの場も地獄と化しそうで怖いですね・・・。

パパ「今晩はパージだね。パパは会社のクソ上司を殺す予定だけど皆はどうだ?」

息子「僕は学校で僕をいじめる同級生をブチ殺しにいくんだ♪」

ママ「ママはねえ・・・稼ぎの悪いパパを殺そうかしら」

投稿者:ToyGun.jp編集部